トレドのベレンは生きている。

スペインの伝統としてクリスマスシーズンになると教会の内外だけでなく街のショウウインドウや学校、各家庭でも«Belen(ベレン=ベツレヘムの意)» と呼ばれるキリスト生誕のシーンを人形で再現した飾りが置かれます。子供用のプラスチック製の人形から陶器の繊細な人形まで素材や大きさも様々。幼稚園や小学校では塗り絵や紙人形などを作って自分の家に持ち帰ることもよくあります。

さて、トレドの旧市街に飾られた伝統的なベレンを堪能したら、旧市街の外に出てCaja Rural 銀行に構えられた生きたベレンを訪ねてみましょうか?ここでは、ラクダや鴨、ポニーや七面鳥など生きた動物たちがイエスキリストの誕生を見守っています。言うトレドで一番人気のベレンがこの『生きたベレン』なのは言うまでもありません。

ベレン出演で大活躍なポニーたち

場所:Caja Rural de Toledo / Calle Méjico