ラ・エルミータ・デル・バジェ

谷間の小さな教会を意味するラ・エルミータ・デル・バジェ。トレドを訪れる際には必ず寄ってみたいこの小さな教会には小さな見晴らし台があり、ここからはトレドの街とタホ川の美しい眺めが楽しめます。1575年に建てられたこの小さな教会は18世紀の終わりから19世紀の初めにかけては野放しにされていましたが、1859年に修復され現在に至っています。講堂が一つだけのこの質素な教会は、一方が司祭の家と、もう一方が管理人の家と壁でつながっています。昔からこの教会の鐘を3回つくと結婚できると言われています。もしあなたが結婚を待ち望んでいる旅人ならば、是非この教会で3回鐘をついてみては?

トレドの人々にとってはとても大切な5月1日。この日、教会からは聖母の像を奉り出され、行列が続きます。

開館時間:
夏期 – 10:30-14:00 / 17:00-20:00
冬期 – 9:00-13:00 / 15:00-18:00

閉館日:月曜日
入場無料